東京都港区にある赤坂氷川神社の山車が修復され、十五、十六日の祭礼で赤坂の街を練り歩くことになった。
山車の市街巡行は大正期以来およそ八十年ぶり。十二日まで六本木の東京ミッドタウンで展示され=写真、本番を待つ。
江戸時代に各地の祭礼で街中を回っていた山車も、明治以降は都市化や震災、戦災で減少。赤坂氷川山車も台車が失われていたが、
残っていた山車人形九体の一体を使って、地元町会・商店会と港区が修復した。
この山車は高さ約7m、重さ2tでかなりの迫力。港区は今後も、山車の復元を支援していく考えだ。