活動報告
令和4年度
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1月12日
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12月22日
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12月11日
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10月13日
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9月16日
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8月25日
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8月18日
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7月12日
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6月9日
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6月4日
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6月3日
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5月18日
1月12日
山車人形「猩々」を展示しました
令和4年10月に赤坂氷川山車人形8体は、「港区有形民俗文化財」に指定されました。
これを記念して「新指定文化財展」が港区郷土歴史館で開催されることとなり、当会からは山車人形『猩々(しょうじょう)』を出展することとなりました。
ご興味ございます方は是非足をお運びくださいませ。
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港区立郷土歴史館
未来に伝えよう!みなと遺産 新指定文化財展
日 時:1月14日(土)〜3月12日(日) 午前9時より午後5時
場 所:港区立郷土歴史館(港区白金台4-6-2)
内 容:山車人形『猩々』1体
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*詳細・お問い合わせは港区立郷土歴史館様のHPをご覧いただくか、直接ご連絡いただきますようお願いします。
電話: 03-6450-2107
HP:https://www.minato-rekishi.com/exhibition/minato-isan-r04.html
12月22日
「猩々」の上段幕が納品されました
川島織物様に依頼しておりました「猩々」の上段幕をご納品いただきました。
現存する幕は明治20年に製作され、勝海舟が書いた文字を菅縫い(すがぬい)という技法で刺繍しています。
正面が「勝会」、側面が「氷川」「神社」、裏面が「明治二十年六月五日 表一氏子中」で、縫秀の作といわれます。
勝海舟は明治5年からなくなる同32年まで赤坂に住み、氷川神社には勝海舟筆の扁額や掛け軸が奉納されています。
残念ながら劣化が激しく、今後の巡行に耐えられないと判断し複製品の製作に至りました。
今後とも、江戸の祭文化を伝える貴重な文化財を守るべく活動をして参りますので、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
12月11日
山車清掃・境内清掃を行いました
有志の皆様のご協力のもと、境内清掃と山車清掃を実施しました。
清掃後には、9月の祭礼時に雨天のため巡行が叶わなかった、三層型の山車「日本武尊」と「源頼義」のお披露目をしました。人形をせり上げた高さは9Mを越え、間近で見る山車の迫力に感嘆の声が上がっていました。
ご協力いただきました氏子町会・氏子青年部・ともえ会・赤坂氷川山車保存会の皆さま、ホッピービバレッジ株式会社の社員様、鳶頭の皆さま方に改めて感謝申し上げます。
10月13日
赤坂氷川山車人形「港区有形民俗文化財」に
赤坂氷川山車人形8体(猿・猩々・翁・源頼義・恵比寿・神武天皇・翁二人立・日本武尊)は、「港区有形民俗文化財」に指定されました。
これも皆様のご支援の賜物と深く御礼申し上げます。引き続きこの貴重な文化遺産を後世に伝えるべく、活動に邁進して参ります。
今後とも変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。
猿
猩々
翁
源頼義
恵比寿
神武天皇
翁二人立
日本武尊
9月16日
宵宮巡行(よいみやじゅんこう)を実施しました
コロナ禍を乗り越えて実に3年ぶりの山車巡行を実施しました。
オフィスビルの灯りを背景に、「翁二人立(おきなににんだち)」と町会神輿が赤坂の街を練り歩きました。
8月25日
日本武尊山車が納品されました
宮本卯之助商店様に制作を依頼していた日本武尊山車が納品されました。
赤坂氷川神社社殿に奉納されている『祭礼山車行列額絵』を参考に、江戸時代から残存する部材を活かしながら復元新調を致しました。
昨年制作をした『頼義』と同様、全国的にも大変珍しい「三層型」の山車となります。
人形をせり上げた高さは8.5mにもなり、大変な迫力です。神社境内の展示場にぜひ足をお運びください。
なお、9月18日(日)の赤坂氷川祭「神幸祭」にてお披露目の予定です。
8月18日
日本武尊山車視察を行いました
宮本卯之助商店様に赤坂氷川山車『日本武尊(やまとたけるのみこと)』の製作状況の視察で伺いました。
江戸時代から残存していた最上段の勾欄と囃子台を活かし、復元・新調作業が順調に進んでおります。昨年制作をした『頼義』と同様、全国的にも大変珍しい「三層型」の山車となります。
人形をせり上げた高さは8メートル近くあり、間近で見上げると大変な迫力です。9月の赤坂氷川祭で皆様にお披露目をする予定でございます。
楽しみにお待ちください。
7月12日
港区文化財登録に向けた調査を実施しました
赤坂氷川山車の港区文化財登録に向けて、人形・胴ガラ・衣装・小物類の調査を実施しました。
山車は神話に登場する神々、伝説上の英雄、より観衆の注目を集めるために、当時人気があった演劇を題材に製作されました。この地域には奇跡的に震災・戦災を免れた9体の山車人形が残されております。人形の多くが、長期間曳き出されなかったため、ほぼ製作当時の状態を保っております。人形の完成度は大変高く、江戸から東京の山車人形の製作事情・構造を考える上で、極めて貴重な資料でもあります。
今年度の港区文化財登録を目指し引き続き調査を続けて参ります。
6月9日
宮本卯之助商店を見学しました
浅草の宮本卯之助商店様に、三層型江戸型山車「日本武尊」の製作状況の確認にお邪魔しました。
源氏車や梶棒、車軸、台座の大部分は美しく仕上がっております。
また、江戸時代から残存していた最上部の勾欄と囃子台は、職人様が丁寧に一本一本磨き上げ、漆を塗り直し、こちらも美しく仕上げていただく予定です。
9月の祭礼時にお披露目ができるように引き続き作業を進めていただいております。
楽しみにお待ちください。
6月4日
山車人形「猿」を展示しました
地域イベント「茜まつり2022」に合わせて、赤坂氷川山車「猿」をTBSサカス広場に展示しました。展示場以外での山車展示は、約2年半ぶりとなります。
澄み切った青空の中に人形の鮮やかな衣装がよく映えております。高層ビルを背景にした山車の雄姿に、多くの方が足を止めていました。
6月3日
関東の山車人形展 猩々を出展しました
千葉県成田市で開催される「関東の山車人形と成田祇園祭展」に当会の山車人形「猩々」を出展しました。
巡行や展示の際、山車人形は山車の最上段に設置するため、間近でご覧いただけることが少なく、本展示会はその雄姿をじっくりとお楽しみいただくまたとない機会となっております。
ご興味ある方は是非足をお運びください。
日時: | 6月4日(土)〜6月19日(日) 午前10時より午後5時《月曜休館》 |
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場所: | 成田市文化芸術センタースカイタウンギャラリー4F |
5月18日
第16回通常総会開催
NPO法人赤坂氷川山車保存会 第16回通常総会を国際医療福祉大学 赤坂キャンパスをお借りして開催致しました。昨年度の事業報告・決算報告ならびに本年度の事業計画案・予算案について審議を行い、全ての議案について可決承認されました。
皆様のご支援により赤坂氷川山車の認知度は年々向上してきております。祭礼時だけでなく、地域内の展示場において展示する機会も増えてきました。平成30年に国際医療福祉大学での常設展示、令和3年に赤坂氷川神社境内での常設展示、また令和7年には赤坂2丁目において常設展示が予定されています。また、2年続けて中止となった赤坂氷川祭の展示・巡行事業は、コロナ禍に即した形で実施を検討して参ります。
当会の悲願であった山車人形・飾り幕の「港区指定文化財」登録を目指し、行政とも連携を図ってゆきます。
ご参加いただきました皆様に改めて御礼申し上げるとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。